便秘解消に即効果の下剤の作用とは?
身体にも精神的にも負担の掛かる便秘は即効で治したい悩みです。
便秘解消に即効性がある方法で代表的な物は下剤(便秘薬)を使った便秘解消ですね。
最近は市販の下剤(便秘薬)もコンビニエンスストアやドラッグストアなど24時間営業の店舗でも取り扱いがされているため、今まで以上に手軽に購入できるようになっているので、市販の下剤(便秘薬)を利用して便秘解消に即効果を求めている人が増えていると言われています。
市販の下剤(便秘薬)は手軽に購入できることなどがメリットなのですが、逆に、下剤(便秘薬)での便秘解消にだけ頼っていると、取り返しが付かないほどの、とても大きなデメリットを受けることになってしまいます。
下剤(便秘薬)が便秘解消に即効性が高い理由は、薬の成分で大腸に強制的な動きをさせることで効果を出しているからです。
下剤(便秘薬)を飲んだ後に出てくる、おなかの痛みは、大腸を無理やり動かしていることで起きる痛みになります。
下剤(便秘薬)に頼った便秘解消で効果を出し続けると
下剤(便秘薬)を使った便秘解消の即効性に頼っていると、脳が便意を感じて大腸に排便をうながす機能が下がってしまいます。
また、それによって大腸が本来持っている排便する為の運動能力になる、ぜん動運動も下がってしまいます。
そうなってしまうと、下剤(便秘薬)を使わないと排便ができない体質になってしまいます。
また、下剤(便秘薬)に関わらず、人間の身体は薬を飲み続けると、薬の成分に対する耐性が出来てしまい、効果を出すためには、薬の成分を強くする必要が出てきます。
初めて下剤(便秘薬)を使用した時に強いおなかの痛みを感じていたのに、下剤(便秘薬)を使用しても、だんだん痛みを感じなくなるのは、身体の中に少しずつ下剤(便秘薬)への耐性が出来上がっているからだと言えます。
このように、通常指定されている分量で便秘解消の即効性が表れなくなってしまい、1回に10錠以上飲むなど、下剤(便秘薬)を乱用してしまう人が増えています。
このことが、下剤(便秘薬)が持っている最大のデメリットである習慣性になってしまいます。
市販の下剤(便秘薬)の乱用は身体に良くないと解っていながらも、便秘の不快感から来るストレスが辛いのであれば、病院に通院して医師に処方してもらった下剤(便秘薬)を医師の指示にしたがって飲むようにしてください。
そして、少しずつ、下剤(便秘薬)で便秘解消の効果を出すのではなく、多目の水分摂取や食物繊維を含んだ食品をバランス良く食事のメニューに含むなど、根本的な部分を改善することで、便秘解消の効果と予防を行なうようにしてください。